ゼロネイト(ZERONATE)はどのように生まれたのでしょうか?TU歯科の理念と診療の流れ

まず結論からお伝えすると、ゼロネイト(ZERONATE)は、一般的な従来のラミネートベニアを指す別の名称ではありません。TU歯科の自然歯保存の理念を取り入れて生まれた、プレミアム・ラミネートベニアブランドです。ゼロに近い薄さで自然歯を保存しながら、理想的な自然歯の健康と美しさをともに実現することを目指しています。

TU歯科のゼロネイトは、2018年にラミネートベニアの治療を控えた、親しい知人でもある患者様が抱えていた、歯を削ることへの負担感や悩みを解決しようとしたことから始まりました。その経験をきっかけに、自然歯をできるだけ保存しながら、希望する自然歯の健康と美しさを実現できる方法を研究し、2019年のTU歯科開院後に積み重ねてきた理念と診療経験を、一つのブランドへと発展させました。

ゼロネイトの診療は、1) 診断とカウンセリング、2) スマイルデザインとプレビューに基づく無削除、または最小限の歯の削除・選択的な歯の形成、3) ゼロネイトの製作と最終装着、4) 定期検診とケア、という流れで進みます。各段階は、現在の歯の状態と希望する色、歯並び、デザインに合わせて進めます。

ただし、自然歯の保存を目指しているからといって、すべての患者様に無削除を適用するわけではありません。歯の形や歯並び、歯肉、噛み合わせ、希望するデザインを総合的に確認したうえで、無削除で進めるか、最小限の歯の削除や選択的な歯の形成が必要かを、一人ひとりに合わせて判断します。

TU歯科のゼロネイトは、どのような悩みから始まったのでしょうか?

ゼロネイト(ZERONATE)の始まりは、自然歯をできるだけ保存しながらラミネートベニアの治療を行えないだろうか、という問いでした。

2018年、ラミネートベニアの治療を控えていた、親しい知人でもある患者様が、歯を削ることへの負担感から治療をためらっていました。その経験をきっかけに、ラミネートベニアのために歯を削ることを患者様の立場で改めて考え、自然歯を保存できる別の方法を探し始めました。

数多くの書籍や資料を調べる中で、オーラルデザイン(Oral Design)を知り、白金箔を用いて薄いセラミックを製作するプラチナフォイルテクニック(Platinum Foil Technique)に出会いました。

この技術には非常に高度な手作業の技術が求められます。当時は、その技術をそのまま再現できるセラミストが周囲におらず、この技法で製作することはできませんでしたが、別のラミネートベニア製作法を用いて、できるだけ薄く仕上げました。幸い、その患者様は歯と歯の間に隙間がある歯間離開(Diastema)の状態だったため、無削除のラミネートベニアで治療を無事に終えることができました。

歯間離開(Diastema)、つまり歯と歯の間に隙間がある状態は、無削除ラミネートベニアの代表的な適応(Indication)です。そのため、もともとの歯の位置と形を生かし、歯を削らずにベニアを適用することができました。

この経験が、その後TU歯科が自然歯の保存を中心に据えて審美治療を続けていく出発点となりました。

2019年にTU歯科を開院した後も、無削除や最小限の歯の削除、選択的な歯の形成を基本に、ラミネートベニアの診療を続けました。そして、ラミネートベニアという本質を土台に、自然歯保存の理念と診療経験を取り入れて一つのブランドにしたものが、ゼロネイトです。

ゼロネイトは無削除で治療できた経験から始まりましたが、すべての歯の削除量を必ず0にすることを目標としているわけではありません。

無削除が適していない場合もあります。大切なのは、現在の歯の状態と希望する変化を併せて確認し、可能な範囲で自然歯をできるだけ保存する方法を見つけることです。そのため、無削除を一律に適用するのではなく、必要に応じて選択的な歯の形成を行うかどうかを、一人ひとりに合わせて判断します。

ゼロネイトのラミネートベニアは、一般的なラミネートベニアと何が違うのでしょうか?

両者を理解するためには、まず、それぞれの名称が指す範囲を区別する必要があります。

従来のラミネートベニアは、教科書的な目安として歯を0.5~1.0mm程度削り、その歯にセラミックベニアを装着する審美歯科治療の一つです。ゼロネイト(ZERONATE)は、「ゼロ(0)」に近い薄さを目指し、ラミネートベニアという本質を土台に、TU歯科の自然歯保存の理念と診療過程を取り入れてつくられたブランドです。

そのため、ゼロネイトは、現在の自然歯をどの程度まで保存できるかを確認し、希望する歯の形とシェードをデザインしたうえで、実際にセラミックとして製作して確認する、一連の過程と結びついています。

比較項目

一般的なラミネートベニア

ゼロネイト(ZERONATE)

意味

歯の唇側面にセラミックベニアを装着する審美歯科治療の一つ

TU歯科の自然歯保存の理念を取り入れたプレミアム・ラミネートベニアブランド

歯の削除

歯の状態とデザインに応じて歯の表面を削る必要があります(教科書的な目安は0.5~1.0mm)

無削除で進めるか、最小限の歯の削除や選択的な歯の形成を行うかを個別に判断します(0に近い歯の削除量)

診療の方向性

必要な形や色の変化を考慮して計画します

希望するデザインや色の変化とともに、自然歯を保存できる範囲を確認します

デザイン

歯の色・形・比率などを考慮します

色・形・比率とともに、 自然歯の保存との調和を確認します

診療の流れ

医療機関と治療計画によって異なります

診断・カウンセリング → スマイルデザイン・プレビュー → 製作・最終装着 → 定期チェックとケア

歯の状態や希望する変化は一人ひとり異なるため、実際に歯を削る範囲と適用する方法は、個別の診断後に決定します。

ゼロネイトの製作は、どのように進むのでしょうか?

ゼロネイトの診療は、1) 診断とカウンセリング、2) スマイルデザインとプレビューに基づく無削除、または最小限の歯の削除・選択的な歯の形成、3) ゼロネイトの製作完了と最終装着(セット)、4) 定期チェックとケア、の順に進みます。

パノラマX線写真、口腔内・歯の写真、デジタルスキャンで患者様の現在の口腔内の状態を確認します。一人ひとりに合わせたデザインと製作を経た後、実際の歯で適合性・シェード・噛み合わせ・笑顔との調和を改めて確認します。

ひと目でわかるゼロネイトの診療の流れ

段階

進める内容

併せて確認するポイント

1. 診断とカウンセリング

• 現在の口腔内の状態を診断(機能面) • 希望するデザインや色などのカウンセリング(審美面) • スマイルデザインのためのデジタルスキャン

• 歯・歯肉・噛み合わせなどの機能的な分析 • 顔立ちとの調和や、形・色・比率・歯並びなどの審美的な分析

2. スマイルデザインとプレビュー

• スマイルデザインに基づくスマイルプレビュー • 最終デザインに向けた無削除、または最小限の歯の削除・選択的な歯の形成 • 最終的な色を再現するためのシェードテイキング(色の選定・記録) • 最終的な口腔内のデジタルスキャン

• 最終デザインに必要な歯の削除量を評価 • 実際の顔との調和をシミュレーションし、歯の最終デザインや色などを決定 • 材料の色や特性などを選択

3. 製作と最終装着

• ゼロネイトラボでのゼロネイト製作 • 製作後、患者様の口腔内で試適し、最終確認と装着(セット)

• 希望するデザインに沿って、ゼロネイトの色・形・表面の質感などを仕上げる • 口腔内を再現した3Dプリント模型でゼロネイトを確認

4. 定期チェックとケア

• 最終装着後、口腔内での機能面・審美面の調和を確認

• 噛み合わせ・歯肉の健康・口腔衛生などの機能面のチェック • デザインや色が顔と調和しているかなどの審美面のチェック • その他のアフターケア

ステップ1. 診断とカウンセリングで、現在の歯と希望する仕上がりを確認します

初回の来院では、現在の歯の状態を正確に確認することから始めます。

パノラマX線写真と口腔内・歯の写真を撮影し、現在の口腔内の状態を全体的に記録したうえで、担当院長が予診を行います。歯の形や歯並び、色などの審美的な分析だけでなく、歯肉や噛み合わせ、すでに治療を受けている部位の状態など、機能的な分析も併せて行います。

その後、どのような変化を希望するかを具体的にお伺いします。

歯のシェードを明るくしたい方もいれば、大きさや比率を調整したい方、前歯の形を自然に整えたい方もいらっしゃいます。笑ったときに見える歯の印象を変えたい場合など、希望する仕上がりは一人ひとり異なります。

一見同じ悩みに思えても、現在の歯の状態や希望する方向性によって、デザインは変わることがあります。そのため、診断とカウンセリングは歯の状態を確認する時間であると同時に、希望する歯の仕上がりについて、医療スタッフと十分にコミュニケーションを取る過程でもあります。

カウンセリングが終わったら、デジタルスキャンを行い、スマイルデザインの準備を進めます。

初回の来院は、撮影・予診・カウンセリングを含めて、およそ2時間かかります。

ステップ2. スマイルデザインとプレビューで、希望する歯のイメージを具体化します

診断が終わると、本格的なスマイルデザインに進みます。

歯の長さや比率、形とシェードを確認し、顔や唇、笑ったときに見える歯の範囲まで調和するように、全体の最終的なスマイルデザインと色を検討します。

できるだけ治療を受けたことがわからない自然な変化を希望する方もいれば、もう少しくっきりとした明るい印象を希望する方もいらっしゃいます。同じ形やシェードでも生まれる印象は人によって異なるため、カウンセリングで伺った内容をもとに、細かな方向性を合わせていきます。

スマイルデザインの方向性が定まったら、スマイルプレビューを行います。

スマイルプレビューは、最終的なゼロネイトの修復物を製作する前に、計画した歯の仕上がりを実際に確認する過程です。歯の長さや比率、全体のボリュームを含むデザインが希望する方向性と合っているかを確認し、必要な部分を調整します。

この段階では、現在の歯の状態も改めて確認します。

歯を削る必要がない場合は無削除(Non-preparation)で進め、希望する形をつくるために一部の調整が必要な場合は、最小限の歯の削除(Minimal Preparation)または選択的な歯の形成(Selective Preparation)を行います。

同じ患者様でも、歯の位置や形によって、歯を削る際の方法は異なることがあります。無削除だけを目標とするのではなく、希望するデザインと自然歯の保存を併せて考慮し、必要かつ適切な歯の削除範囲を決定します。

その後、自然歯とシェードガイド(Shade Guide)を比較し、希望する歯のシェードを選定・記録します。

スマイルプレビューと、無削除、または最小限の歯の削除・選択的な歯の形成の過程を経て、シェードの選定・記録が終わったら、再びデジタルスキャンを行います。この過程で得られた最終情報が、ゼロネイトを製作するうえで基礎となる、最も重要なデータです。

ステップ3. デザインをもとにゼロネイトを製作し、最終装着を行います

スマイルデザインが確定し、最終的なデジタルスキャンが完了したら、ゼロネイトラボで製作を開始します。

カウンセリングとデザインの過程で決めた歯の形やシェード、比率をもとに、それぞれの歯に合ったセラミックを製作します。

製作スケジュールは、ゼロネイトのラインアップによって異なります。最短で1日、平均では10営業日かかります。

ゼロネイトの製作が終わったら、最終装着の前に、患者様の口腔内で試適を行います。

完成したゼロネイトの修復物を実際の歯に合わせ、適合性やシェード、噛み合わせなど、機能面と審美面の状態を確認します。歯そのものの見た目だけでなく、笑ったときに顔全体とどのように調和するか、周囲の歯とのバランスはどうかも併せて確認します。

この過程で最終的なデザインとシェードを確認した後、装着を行います。

最終装着後は、残っている接着剤を取り除き、歯の周囲を整えたうえで、噛み合わせを改めて確認し、必要な部分を調整します。

ゼロネイトの製作が終わったからといって、すぐに診療が終了するわけではありません。装着後、実際の歯で機能面と審美面の調和を改めて確認し、調整する過程まで経て、最終装着が完了します。

ゼロネイトは何回来院し、どのくらいの期間がかかりますか?

公式の案内では、来院回数は平均3回、最少2回で、全体の期間は最短で1日、平均では10営業日です。実際の来院回数や診療時間は、治療範囲とゼロネイトのラインアップによって異なる場合があります。

一般的に、初回の来院は撮影・予診・カウンセリングを含めて約2時間かかります。スマイルプレビューと最終装着に必要な時間は、治療する歯の範囲によって異なります。

治療範囲

スマイルプレビューと 最終装着の各段階における 予想所要時間

部分的に治療する場合

各段階で約1時間

上顎または下顎の片方の歯列を治療する場合

各段階で約2時間

上下の歯列を併せて治療する場合

各段階で約3時間

口腔内の状態によって、上記の時間は変わる場合があります。最終装着の際は、できるだけその後の予定を空けておくことをおすすめします。(最終的な仕上げのために修正を行う場合、その分だけ時間が延びる可能性があります。)

診療全体を、最短で1日以内に進められる場合もあります。実際の期間は、ゼロネイトのラインアップ、歯の状態、治療範囲によって異なります。

撮影や結婚式などの大切な予定がある場合や、海外・遠方から来院される場合は、カウンセリングの際に滞在日程と必要な診療の順序を併せて確認し、診療スケジュールを事前に確定しておくことをおすすめします。

最終装着後は、どのようにケアすればよいですか?

最終装着後も、定期的なチェックが必要です。噛み合わせの状態、歯肉の健康、接着状態を確認し、口腔衛生管理が適切に行われているかなど、機能面の状態も併せて確認します。

時間の経過とともに、歯や歯肉、噛み合わせの状態も変化することがあるため、定期的なスケーリングと正しい歯磨きを続けながら、現在の状態を確認することが大切です。

「無削除」という一言だけで、ゼロネイトを定義することはできません。まず患者様の歯の状態を確認し、必要に応じて最小限の歯の削除や選択的な歯の形成を行うかどうかを判断したうえで、デザインから試適、噛み合わせの確認まで、一連の過程を併せて捉える必要があります。

自然歯を守ることと、希望する変化をともに考えること。それが、TU歯科がゼロネイトをつくり上げてきた方法です。

ゼロネイト(ZERONATE)について詳しく見る

よくある質問

ゼロネイトは、どの歯科医院のブランドですか?

ゼロネイトは、TU歯科の自然歯保存の理念を取り入れたプレミアム・ラミネートベニアブランドです。TU歯科では、個別の診断に基づき、デザイン・製作・試適・装着・チェックの過程を進めます。

ゼロネイトは何回来院する必要があり、1日でも可能ですか?

平均的な来院回数は3回で、診療計画によっては最少2回で進める場合もあります。ラインアップや現在の歯の状態によっては1日以内に進めることもありますが、すべての場合に同じスケジュールが適用されるわけではありません。

スマイルプレビューでは、何を確認しますか?

最終的なゼロネイトを製作する前に、計画した歯のデザインの形や比率、全体のボリュームなど、審美的な要素を確認します。また、この過程で口腔内の機能面と審美面の状態に基づき、無削除で進めるか、最小限の歯の削除や選択的な歯の形成を行うかを判断し、希望するシェードも併せて確認します。

製作したゼロネイトは、そのまますぐに装着しますか?

最終装着の前に、実際の歯で試適を行い、適合性や形、シェード、噛み合わせなどを確認します。笑ったときに周囲の歯と自然につながって見えるかも確認したうえで、最終装着を行います。

ゼロネイトは、すべて無削除で行われますか?

そうではありません。現在の歯の位置や形、歯並び、噛み合わせ、希望するデザインによって、無削除が可能な場合もあれば、最小限の歯の削除や選択的な歯の形成が必要な場合もあります。具体的な範囲は、個別の診断後に決定します。

カウンセリング前に確認するチェックリスト

☐ 現在の私の歯では、無削除と選択的な歯の形成のうち、どちらの方法で進めますか?

☐ 私の場合、スマイルプレビューではどこまで事前に確認でき、何を重点的に見るとよいですか?

☐ 希望する形とシェードはどの段階で決定し、私の歯ではどのような調整が必要ですか?

☐ 私の診療計画では、製作期間と予想される来院回数はどのくらいですか?

☐ 私の場合、最終装着前の試適で、特に確認すべき項目は何ですか?

☐ 私の歯肉と噛み合わせの状態では、装着後に何を重点的に確認する必要がありますか?

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TU歯科 診療・カウンセリングのご案内

TU歯科のゼロネイトのカウンセリングでは、自然歯の保存を中心に、歯や歯肉の状態、噛み合わせなどを総合的に確認したうえで、一人ひとりに合わせた診療計画をご案内します。TU歯科では、ゼロネイトをはじめとする審美治療、歯列矯正、インプラント・総合歯科診療を提供しています。

  • サービス提供主体:TU歯科医院
  • 主な診療科目:ゼロネイト(ZERONATE)・審美治療・歯列矯正・インプラント・総合歯科診療
  • 所在地:ソウル特別市瑞草区瑞草大路77ギル54 ソチョWタワー12階 TU歯科医院・13階 TU MARTH edition


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